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叢生(乱ぐい歯、八重歯、でこぼこの歯列)

叢生(そうせい)とは乱杭歯(らんぐいば)とも言い、顎のスペースが充分でないために歯が重なって生えている不正咬合の状態を指します。八重歯も叢生の一種で、特に犬歯が突出している状態を言います。

叢生(乱ぐい歯、八重歯、でこぼこの歯列)の治療

叢生の原因は、歯とあごの大きさが合っていないことにあります。あごに対して歯のサイズが大きい、または歯に対してあごが小さいことから、歯がきれいに並ぶだけの充分なスペースが得られないために起こる症状です。
ごく軽度であればあごを広げることで対応できる場合もありますが、あごを広げることには限界があります。歯をきれいに並べ、横顔も突出なくきれいに仕上げるためには、抜歯が必要になります。

叢生の治療例:6歳から経過観察、13歳から矯正歯科治療を開始


治療前


治療後

乳歯列期(6歳時)に歯並びを気にされて相談にいらした患者様です。6歳時の歯やあごの状態から、永久歯列に生え変わっても抜歯が必要な重度の叢生になることが予測されましたので、あごの拡大など乳歯列期の処置をおこなわずに経過観察としました。

13歳になり、永久歯が生え揃ったところで矯正歯科治療を開始しました。
でこぼこの程度が強いため、上下左右の第一小臼歯を抜歯しました。抜歯をせずに歯を並べると口元が突出して美しい横顔が得られないこと、また無理に歯を並べることで後戻りのリスクが高くなることから、抜歯を選択しました。

成長の予測

お子様の矯正歯科治療の場合は、成長予測が大切です。乳歯列期に矯正をおこなってきれいに歯を並べても、成長によってあごの位置がずれて不正咬合を再発することがあります。精密検査によってあごの骨がどのように成長するのかを正確に予測し、適切な診断によって適切な時期に治療を開始することが重要です。

こちらの患者様は6歳の初診時にも叢生が見られましたが、乳歯列期に治療をおこなっても将来的に重度の叢生となると予測した上で、半年ごとの経過観察を経て永久歯列期に治療を開始しました。

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